マスターコントロール¶
メイン画面下部チューニング領域の「マスターコントロール」タブにて、読み上げ時の各種音声効果やポーズの設定を行います。
音声効果¶
音声効果には音量、話速、高さ、抑揚の 4 種類があります。音声効果の値を変更するには、数値が表示されているテキストボックスに直接値を入力するか、スライダーをマウスで操作します。各項目のタイトル(「音量」、「話速」など)を押下すると、各値が初期値に戻されます。
- 音量テキストを読み上げる音量を 0.00倍 ~ 5.00倍 の範囲で指定します。初期値は 1.00倍 です。
- 話速テキストを読み上げるスピードを 0.50倍 ~ 4.00倍 の範囲で指定します。初期値は 1.00倍 です。※ 環境設定の「音声効果値の入力範囲拡張」を有効にすることで、0.10倍 ~ 5.00倍 の範囲で指定できるようになります。
- 高さテキストを読み上げる声の高さを 0.50倍 ~ 2.00倍 の範囲で指定します。初期値は 1.00倍 です。※ 環境設定の「音声効果値の入力範囲拡張」を有効にすることで、0.10倍 ~ 5.00倍 の範囲で指定できるようになります。
- 抑揚テキストを読み上げる声の高さの幅を 0.00 ~ 2.00 の範囲で指定します。値を小さくするほど声の高さに幅がなくなるため、ロボットのような抑揚のない声になります。反対に値を大きくするほど声の高さに幅が出るため、抑揚の付いた大げさな声に聞こえます。初期値は 1.00 です。※ 環境設定の「音声効果値の入力範囲拡張」を有効にすることで、0.00倍 ~ 5.00倍 の範囲で指定できるようになります。※ 英語ボイス・中国語ボイスでの読み上げには適用されません。また、日本語ボイスがインストールされていない環境では表示されません。
ポーズの長さ¶
- 短ポーズ文中のごく短い区切りに挿入されるポーズです。文中短ポーズが挿入される場所は文脈に依存します。80 ~ 500 ミリ秒の範囲で設定することができます。初期値は 150 ミリ秒です。ボイスプリセットの「ポーズの長さ」が有効になっている場合、本設定値は無効・操作不可となります。※ 英語ボイス・中国語ボイスでの読み上げには適用されません。また、日本語ボイスがインストールされていない環境では表示されません。
- 長ポーズ文中短ポーズと同様に文中に挿入されるポーズですが、読点のように文中で明確に間を置く必要がある場合は、文中長ポーズが挿入されます。80 ~ 2000 ミリ秒の範囲で設定することができます。初期値は 370 ミリ秒です。ボイスプリセットの「ポーズの長さ」が有効になっている場合、本設定値は無効・操作不可となります。※ 英語ボイス・中国語ボイスでの読み上げには適用されません。また、日本語ボイスがインストールされていない環境では表示されません。
- 文末ポーズ文末に挿入されるポーズです。合成するテキスト全体の末尾には挿入されません。テキスト全体の末尾には終了ポーズが挿入されます。0 ~ 10000 ミリ秒(10 秒)の範囲で設定することができます。初期値は 800 ミリ秒です。
記号ポーズ¶
A.I.VOICE Editor では任意の記号に対してポーズ長を割り当てることができます。ポーズ長を割り当てられた記号を入力テキストに挿入すると、音声合成時にポーズが挿入されます。
※ 英語ボイス・中国語ボイスでの読み上げには適用されません。また、日本語ボイスがインストールされていない環境では表示されません。
- 新規作成記号ポーズ一覧下部の「新規」ボタンを押下すると、記号ポーズの新規作成画面が表示されます。「見出し」に任意の記号を入力し、「ポーズの長さ」を設定して「OK」ボタンを押下すると記号ポーズ辞書に登録されます。
- 変更記号ポーズ一覧で項目を選択して「変更」ボタンを押下すると、記号ポーズの変更画面が表示されます。「見出し」、「ポーズの長さ」を変更して「OK」ボタンを押下すると記号ポーズ辞書に登録されます。※ 「見出し」を変更した場合、元の見出しの項目は削除され、新しい「見出し」の項目が追加されます。
- 削除記号ポーズ一覧で項目を選択して「削除」ボタンを押下すると、選択されている項目が記号ポーズ辞書から削除されます。